【求人募集】NPO法人越後妻有里山協働機構の運営スタッフ募集(正社員・2026年春採用)

2025/9/28

お問い合わせ窓口

地域住民やサポーター、アーティストなど多様なジャンルの方々と協働し、「大地の芸術祭」を軸とした、地域づくりを担うスタッフを募集します。

Photo by Kanemoto Rintaro

NPO法人越後妻有里山協働機構は、「大地の芸術祭」から生まれた作品や施設、プロジェクトを通年事業として運営し、越後妻有(新潟県十日町市・津南町)を魅力ある地域にしていくために2008年に設立されました。地元出身者や県内外からの移住スタッフの約35名で構成され、3年に1度の芸術祭はもちろん、通年の作品メンテナンス、企画展・イベントの開催、農業、ツアーの実施、グッズやお米の販売、食宿泊施設の運営、それらすべての広報や誘客促進を主な業務とし、地元の方々や作家、多岐に渡るサポーターの皆さまに助けられながら従事しています。

「大地の芸術祭」によって地域・世代・ジャンルを超えたネットワークを育み、越後妻有の未来につなげることで、

第一に、住民がいきいきと暮らすこと
第二に、地域の働く場所が増えること
第三に、価値観や環境の異なる人々が共存できる地域にしていくこと

を目標にしています。

アートと地域の持つ可能性を、好奇心と素直さと勇気を持って一緒に学び、実践していく方を求めています。

NPO法人越後妻有里山協働機構
事務局長 原蜜


▼携わる業務紹介

大地の芸術祭や通年プログラムの企画運営に関する業務全般
勤務するスタッフは、作品メンテナンス、施設運営、ツアー、広報、食宿泊施設運営などの部署に所属しながら、部署の垣根を越えたさまざまなプロジェクトに地域の皆さんと協働し取り組んでいます。

特に、以下の①~⑤の業務を軸に勤務いただける方を募集しています。地域と関わる幅広い業務内容に対し柔軟にご活躍いただける方や、アートや地域活性化にまつわる多様なジャンルにチャレンジしてみたい方はぜひご応募ください。
※配属先は適正などをみながら判断させていただきます

業務内容の参考として、芸術祭公式WEB マガジン「美術は大地から」にて、スタッフが綴った舞台裏を多数掲載していますのでぜひご一読ください。


①広報業務

業務内容|海外PR戦略の立案・実施、広報物の作成、HPやSNS、アプリでの情報発信、PRイベントの企画・開催、メディア対応、アーカイブ作成など
(急募)英語対応ができる方

②ツアー業務

業務内容|海外に向けたツアー営業、プラン造成、アテンド、通訳対応など
(急募)中国語対応ができる方

③施設運営業務

業務内容|越後妻有里山現代美術館MonETやまつだい「農舞台」、明石の湯をはじめとする大地の芸術祭拠点施設の施設運営、展覧会の企画、地域交流事業の実施

④作品メンテナンス業務

業務内容|作品の維持管理、修繕など
》参考コラム:「作品を守るということ」(美術は大地から)

⑤芸術祭運営業務

業務内容|サポーター受入対応、拠点施設以外の作品の運営など

スタッフの様子 Photo by Kanemoto Rintaro


▼応募条件

現在お勤めの方も遠慮なくご応募ください。年齢や学歴、性別、国籍は問いません。
入社時期 2026年4月より ※ご相談に応じます

<必須条件>

  • 国内の普通自動車運転免許(AT限定・国際免許も可。お持ちでない方は、入社までに取得していただきます)
  • 基本的なPCスキル(Word、Excel、Powerpointなど)
  • (外国籍の方)日本語での業務遂行が可能な方
  • 十日町通勤圏に居住(入社時)

特に英語、中国語をはじめとする外国語のできる方、Illustrator等を使って簡単なデザインができる方、大型自動車運転免許をお持ちの方、芸術祭が好きな方を歓迎いたします。


▼待遇詳細

職種   | 正職員
勤務時間 | シフトによる、1日8時間勤務が基本 ※就業場所によって異なります
勤務地  | 「大地の芸術祭」関連施設(新潟県十日町市・津南町)
給与   |  正職員:当社規定による(182,000円~) ※経験・能力を考慮、国定残業手当別途支給
      入社3年目の例:28歳 240,000円~
      入社7年目の例:32歳 270,000円~
諸手当  | 交通費支給(だだし月上限20,000円)
福利厚生 | 各種社会保険完備(正職員)
休日休暇 | 火水休。年間105日 有給休暇あり
試用期間 | 6か月

※①②は十日町市の「ミッション型地域おこし協力隊」として雇用、委嘱を予定しています。待遇条件は上記記載となります。詳細は雇用時にお伝えします


▼応募・選考方法

(1)エントリー
採用エントリーフォームからお申し込みください。
締切:2025年10月30日(金)

(2)一次選考(書類)
履歴書・職務経歴(社会経験がある方のみ)・課題をご提出ください。
課題内容はエントリー完了後にお伝えします。
提出締切:2025年11月5日(水)必着(メールまたは郵送。持ち込み不可)

(3)二次選考(面接)
書類選考に通過した方は、面接を行います(基本的にはオンラインでの実施となります)。

(4)三次選考(面接+プレゼンテーション)
面接は12月11日(木)以降に行います。東京もしくは新潟県十日町市までお越しいただき、対面式となります。
なお、プレゼンテーション詳細は二次選考の合格者にお伝えします。
適性検査の実施を予定しています

(5)内定
最終面接から内定まで2週間を目安にご連絡します。(12月中の予定)


▼イベント(任意参加)

エントリーいただいた方は、下記のイベント・質問会へのご参加を推奨(必須ではありません。採用の合否には関係しません。)

①【10/24実施予定のイベント
THE NIIGATA:Meet the People
アートによる地域づくり~大地の芸術祭を支える仕事、ボランティア~

日時:10/24(金)18:30ー20:00
◇第一部 18:30~19:30 トークイベント
◇第二部 19:30~ 質問交流会
場所:銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ ニイガタ/物産館)3Fイベントスペース
定員:35名程度
申込:事前予約制
参加費:無料

※越後妻有のお菓子&ドリンクつき
※どなたでもご参加できるイベントです。大地の芸術祭および当法人についての概要をお伝えするほか、参加者・スタッフとの交流、質問が可能です
※詳細は追って本HPにてご案内します

②【オンライン質問会】
日時:10/25(土)18:00~19:00
勤務するスタッフとのカジュアルな質問会へご参加いただけます。仕事内容をご説明するほか、業務や生活のことなど、何でもお答えします。

※エントリー者限定の会です

お問合せ・書類送付先
〒948-0003 新潟県十日町市本町六の1丁目71-2 明石の湯 内
NPO法人 越後妻有里山協働機構 採用担当
メール saiyo@tsumari-artfield.com


~働くスタッフの声~

Photo by Kanemoto Rintaro


▼FAQ

Q1.採用となった場合、地方での生活において、例えば住居に関して等分からない点が多いです。そういったことの相談は可能でしょうか?
A1.生活全般の不明点等は、スタッフが相談に応じます。

Q2.移動手段は車が主となると思いますが、自家用車は必要ですか?
A2.業務においては、社用車を使うことができます。通勤等で必要な場合は、自家用車の準備をお願いします。

Q3.豪雪地帯とのことで、特に冬季の生活が不安です。
A3.冬道の運転や家の除雪等は不安かと思いますが、雪国生活のインフラが整っているので、想像よりも過ごしやすかったと感じているスタッフが多いです。妻有の人々は暖かい人が多いので適宜アドバイスしてくれます。

Q4.採用になった場合、転居等の費用の補助はありますか?
A4.NPO自体からの手当てはありませんが、十日町市から移住に関する補助メニュー等に関する情報がありますので、ご検討ください。
十日町市移住定住情報ページ

Q5.季節のプログラムや大地の芸術祭の会期中など、たくさんのお客さんが来る時期などは忙しいと思います。働く時間や休日の取得はどのようにしていますか?
A5.待遇に記載のあるように、1日8時間勤務・年間休日105日を基本としていますが、勤務時間帯は働く部門や時期によって異なります。休日についても、シフトを組み、希望と調整してそれぞれ休日をとっています。また年間において、冬季とそれ以外の季節、および大地の芸術祭会期中とそれ以外の期間の忙しさに違いがあることもご了承ください。


参考資料

大地の芸術祭のコンセプトや取組について、以下参考資料をご参照ください。芸術祭公式WEB マガジン『美術は大地から』では、総合ディレクター・北川フラムをはじめ、芸術祭に関わる多様な人たちのコラムや作品を深掘りする記事などを掲載しています。また、大地の芸術祭関連書籍も多数ありますので、あわせてご覧ください。

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NPO法人 越後妻有里山協働機構 採用担当
住所 〒948-0003 新潟県十日町市本町六の1丁目71-2
TEL 025-752‐0117
E-mail saiyo@tsumari-artfield.com
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