【新商品】マユビトに新しい仲間が加わりました

2025/12/12

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マユビトは、かつて養蚕が盛んに行われていた新潟県十日町市の蓬平集落で、養蚕の記憶を語り継ぐ作品として、2006年に大地の芸術祭でオープンした古巻和芳+夜間工房「繭の家-養蚕プロジェクト」をきっかけに生まれたキャラクターグッズです。蓬平集落で育てられた繭を使い、集落のお母さんたちの手仕事でひとつひとつ丁寧に制作されています。マユビトは多種多様にあり、それぞれにつけられた名前と細かいキャラクター設定がファンをひきつけ、新たな越後妻有の特産品となっています。

そんなマユビトに待望の新しい仲間が加わりました。いずれも趣向を凝らした愛らしい仲間たちです。また、今回の仲間はお正月にぴったりな紅白カラーを基調とした縁起ものが勢ぞろい。ぜひお正月飾りとしてもご利用ください。

【販売場所】
MonETショップ
越後妻有オンラインショップ

【販売時期】
・MonETショップ:2025年12月18日(木)販売開始
・越後妻有オンラインショップ:2025年12月12日(金)予約受付、12月18日(木)より順次発送

左からオオイリ、ノシガミ、ベイタイ

左からコネズミ、コダルマ、タンコブ、ミミナリ、アマビコ

キャラクター紹介

〈オオイリ〉
・大入り袋をずっとかぶっている。
・大入りをずっと祈願しており、ラッキーアイテムまで手作りしてしまう。
・寿司業界のお客様が来る時は、鯛を醤油のタレビンに替えた恵比寿像を置く。
・北海道からのお客様が来る時は、北海道の形に変形させたワイヤーハンガーを用意する。
・歯科関連のお客様が来る時は、歯列矯正している能面を飾る。
・仏教関係のお客様が来る時は、仏足模様を彫り込んだビーチサンダルをスリッパに用意する。
・修学旅行のお客様が来る時は、鮭を食パンに替えた木彫の熊を置く。
・介護職のお客様が来る時は、光る耳かきを改造した茶杓や、電動スプーンを改造した茶杓を用意する。

〈ノシガミ〉
・祝い袋をずっとかぶっている。
・お祝いを言って回るのだが、余計な一言をつけ加えるので、嫌われている。
・「昇進おめでとう! でもまぁ、課長が関の山だろうけど」
・「新車購入おめでとう! でもまぁ、軽自動車が関の山だけど」
・「音大合格おめでとう! でもまぁ、ピアノ教室の先生が関の山だけど」
・山は登らないが、「関の山ガール」と呼ばれている。

〈ベイタイ〉
・米袋(べいたい)をずっとかぶっている。
・中身が詰まった重い米がいいと思い込んでいる。思い込みがとにかくはげしい。
・「王子様のキスとは、人工呼吸で民間人の人命を救助し、さらに結婚することから、王室の印象を良くするイメージ戦略なのだ」と思い込んでいる。
・「両手放しで自転車をこぎながらスマホをいじっている人と、池で古式泳法をしながら一句書いている人は同種だ」と思い込んでいる。
・「新潟の天水山の標高1,088mを、加治川の流水域346.33㎢で割ると、円周率3.1415が出てくる。これはこの地に古代マユ文明があった証拠だ! おそるべき古代マユ人!」と思い込んでいる。
・「ノアの方舟は絶対にあった!」と思い込んでいるが、雌雄同体がいるノアノハコブネガイはどうやって方舟に乗ったのか悩んでいる。

〈コネズミ〉
・他の家族に紛れ込んで、晩御飯を食べていく。誰かが家族に紛れ込んでいることは気づかれても、紛れ込んでいるのがコネズミであることは何故かバレない。
・ホントの家族の人数分しかパンを買っていなくて、ひとり分足らない時は、 「パンがないならブリオッシュを食べればいいじゃない」と言う。
・ホントの家族の人数分しかご飯を炊いていなくて、ひとり分足らない時は、 「ご飯がないならお餅を食べればいいじゃない」と言う。

〈コダルマ〉
・親の介護用品が便利なので自分でも使っている。
・つま先がずっと上がっている転倒防止用靴下を履いている。三年坂でも転ばない。
・誤嚥防止のとろみ剤を、水溶き片栗粉の代わりに使う。小分けされていて使いやすいし、水に溶かさなくていいのも便利だ。
・食欲がない時は、完全栄養・高タンパクの介護用アイスクリームを食べる。
・いびきをかきにくい横を向いて寝る体勢をとるために、褥瘡予防クッションを体に敷いて寝ている。
・外でウォシュレットを使いたくないので、トイレに流せるおしりふきを持ち歩いている。お手拭きにも使えるし、トイレに流せるので重宝している。

〈タンコブ〉
・たんこぶが言葉の誤用をいちいち指摘する。とてもうっとうしい。
・「足元をすくわれる」「『足をすくわれる』でしょ。足元の地面をすくってどうするの。墓穴を掘ってるわ」
・「寸暇を惜しまず」「『寸暇を惜しんで』でしょ。惜しまなかったら休憩してるわよ」
・「うる覚え」「『うろ覚え』でしょ。『うる覚え』は茨城弁だよ」
・「間が保たない」「『間が持てない』でしょ。時間を持て余しているんだから、保ったらダメでしょ。間抜けだわ」

〈ミミナリ〉
・耳鳴りは、洋の東西で治療が異なる。実際の音が大きく聴こえる耳鳴りと、聴こえない音が聴こえる耳鳴りである。ミミナリは両方聴こえている。なので高音の「キーン」「ピーッ」、低音の「ブーン」「ザーッ」、鼓動音の「ドクドクドク」など、ひとり人間ビートボックス状態になっている。
・「カレーは牛肉?豚肉?」「出汁は鰹出汁? 昆布出汁?」「お雑煮は丸餅? 角餅?」「マクドナルドはマック? マクド?」「稲荷寿司は三角形? 俵型?」「鰻は背開き? 腹開き?」 「ところてんは黒蜜? 酢醤油?」と、答えが関ヶ原の東西で分かれる質問「関ヶ原ハラスメント(セキガハラ)」をする。
・セキガハラの回避の方法は 「カレーはダ〜ル豆」「出汁はあご出汁」「お雑煮は里芋どす」「マクドナルドはマックド!」「稲荷寿司は直角台形」「鰻はきざみ」「ところてんは甘酢」 と2択以外で答えればいい。

〈アマビコ〉
・ある時は海から光る姿で現れたり、またある時は田んぼの真ん中に忽然と現れたりする。
・疫病で多くの人が亡くなる予言をする。
・アマビコの姿を紙に描き写し、家に貼り、朝夕祈ると除災される。
・疫病は遺伝子の突然変異で変異株が発生する。アマビコの絵姿は、人から人へ描き写す時にちょっとずつ変わっていく。文化的遺伝子も変異することで、遺伝子の変異に対応する。

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越後妻有里山現代美術館 MonET
住所 越後妻有里山現代美術館 MonET(新潟県十日町市本町6-1, 71-2)
TEL 025-761-7766
E-mail shop@tsumari-artfield.com
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