カタルシスの岸辺「死蔵データGP 北信越大会 2023」

開催概要

決勝戦はお客様も審査員

越後妻有里山現代美術館MonETでは、今期より新たな取組として、ゲストキュレーター陣を招いての連続企画展を開催します。初回は、7月1日(土)より、作家にアーティスト・コレクティブ(アートグループ)「カタルシスの岸辺」、ゲストキュレーターに椹木野衣を迎えての展覧会を開催します。
≫展覧会「マテリアルショップカタルシスの岸辺  十日町店&『死蔵データグランプリ2022-2023』記録展」詳細

同展覧会にあわせて、会期中の8月12日に、スマホに埋もれた写真など、自分しかその存在を知らないデータ同士が競い合う「死蔵データGP」の特別出張営業版も実施します。エントリーは誰でも無料で可能。ハードディスクやスマートフォンの片隅に眠るデータの声に耳を傾け、死蔵データの逆転劇を見届けてみませんか?

「死蔵データ」とは?
公開していない、誰に見せる予定もない、自分しかその存在を知らないデータ一般をカタルシスの岸辺は暫定的に「死蔵データ」と呼んでいる。拾いものではなく、自分自身が生成したものであることが条件。

- 参加方法 -

  • 「死蔵データGP北信越大会」へ参加希望の場合:
    ①マテリアルショップカタルシスの岸辺十日町店にて死蔵データの買取りを行ってください。(※詳細は店頭にて。買取りは金土日に実施中)
    ②買取りのデータ送信時に「死蔵データGP北信越大会」に参加の可否を入力する項目がありますので、「参加」をお選びください。買取りと同時に自動エントリーになります。
  • 「死蔵データGP北信越大会」ご見学希望の場合:
    当日開催場所に直接お集まりください。

多種多様なジャンルから選出された審査員たち

審査員、および会場のお客様による厳正な審査

集計発表

カタルシスの岸辺 公式YouTube
【死蔵データGP -EP1- Aブロック】優勝賞金10万円!? 応募された死蔵データの中から1位を決めるコンペがついにスタート!(審査員:カゲヤマ気象台さん、檜山真有さん、ナクヤムパンリエッタさん)


作家・キュレーター/PROFILE

カタルシスの岸辺

「カタルシスの岸辺」は荒渡巌、海野林太郎、高見澤峻介を中心に2017年に東京で結成された“マテリアルショップ”である。プロジェクト毎に参加作家が変わるが、2019年に髙橋銑が退店、2023年現在は田中勘太郎、大山日歩、宍倉志信、鈴木雄大、岡千穂、みずしまゆめを含めた9人をコアメンバーとして活動している。「ショップ」であることを核としつつ、既存のアートシーンの経済システムに依らぬ、独自の生存戦略の確立を試行する。

椹木野衣(美術評論家)

1980年代末から美術を中心とする評論活動を始める。主な著作に『シミュレーショニズム』(増補版、ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『戦争と万博』、『後美術論』(第25回吉田秀和賞)、『震美術論』(平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞、以上、美術出版社)など多数。ゲスト・キュレーターとして「アノーマリー」(レントゲン藝術研究所)、「日本ゼロ年」(水戸芸術館)、「平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ)1989–2019」(京都市京セラ美術館)など。

開催概要

日時 2023/8/12(土)13:00-16:00
場所

越後妻有里山現代美術館 MonET 1F回廊(新潟県十日町市本町6-1, 71-2)

料金 無料
※館内の作品や企画展鑑賞には、共通チケットまたは個別鑑賞料一般1,200円/小中600円が必要
※予約不要

関連イベント

つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。