オーストラリア・ハウスのある越後妻有、浦田地区にも秋がやってきました。稲刈りなど収穫作業を終え、冬の到来を前に、秋の実りの豊かさを楽しみながら、冬の準備をするこの時期、“里山の秋”を体感しながら、地元の方々との交流を楽しむ「オーストラリア・ハウス秋の会」を4年ぶりに開催します。
浦田地区に自生するクロモジの小枝を使って、楊枝や箸を作るワークショップや、2017年のオーストラリア・ハウスレジデンスアーティストの木工作家 リアム・マガヴァンさんのアーティストトーク、そして新米を楽しむ昼食会の後は、造景トークで植栽について理解を深め、地元のみなさんとともにオーストラリア・ハウスの冬支度を行います。今年の活動の締めくくりの機会となりますので皆さまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
日時 :2023年10月22日(日)10時~15時
場所 :オーストラリア・ハウス
定員 :20名
料金 :全行程参加 ¥2000
プログラム別参加
・ワークショップ、トーク+オーストラリアハウス入場料1000円
・昼食代1000円
※昼食からの参加も可能です。
支払い方法 :オーストラリア・ハウス集合時に現金払い
申し込み締め切り:10月19日(木)
―スケジュール―
10:00 オーストラリア・ハウス集合
①10:00~ クロモジ細工ワークショップ
②11:00~ Liam Mugavin(リアム・マガヴァン)アーティストトーク
③12:00~ 昼食(新米おにぎりときのこ汁、地元の漬物各種)
④12:30~ 造景家川口豊・内藤香織による「造景トーク」
⑤13:00~ オーストラリア・ハウス冬囲い、植栽整備作業
~15:00 終了
※プログラム内容は天候や交通事情などの都合により、変更になる場合があります。
※作業できる服装でお越しください。軍手・タオルなど必要に応じてご用意ください。
■クロモジ 細工ワークショップ
講師:小見征雄(おみゆきお)
新潟県十日町市浦田地区在住。農家。山の動物と植物に詳しく、山菜やキノコ採りの経験も豊富。「富士山」「鉄砲」など、クロモジの樹皮を生かしたさまざまな楊枝を製作。クロモジ茶づくりで爽やかな香りを楽しむ他、近年は、苔盆栽や石積みアートにも取り組む。
ワークショップでは、クロモジの樹皮の色を生かした楊枝や箸を作ります。クロモジ(黒文字)は、クスノキ科の落葉低木。枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる。枝は箸に加工される場合もあるほか、抗ウイルス作用が知られ、葉を含めて茶外茶(クロモジ茶)にも使われる。また香料の黒文字油がとれる。(Wikipediaより)
■アーティスト・トーク
Liam Mugavin(リアム・マガヴァン)
オーストラリア出身。妙高市在住。デザイナー “Studio Liam Mugavin” 代表。2017年オーストラリア・ハウスレンジデンスアーティストとしての滞在時制作した。地震で倒壊した作業小屋から木材を取り出し、制作した「ゴンベイ・ベンチ」などの作品はオーストラリア・ハウスの内外に設置、利用されている。2018年妙高市に移住。木工学校の設立に向けて活動。
■造景トーク
講師: 川口豊(かわぐちゆたか)/内藤香織(ないとうかおり)
造景家 大庭園設計室(設計/施工)。拠点は神奈川県藤沢市にある「 Art Base Garden 大庭園-OBAEN」。テーマは「visions of Paradise 楽園」1000坪の敷地の庭園を手がけながら、個人・店舗・企業等の庭を設計・施工するなど幅広く活動中。大地の芸術祭では、「夢の家」「オーストラリア・ハウス」の造景を担当している。
日時 | 2023年10月22日(日)10時~ |
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場所 |
オーストラリア・ハウス(新潟県十日町市浦田 7577-1) |
料金 | 全行程参加 2,000円 プログラム別参加 ・ワークショップ、トーク+オーストラリアハウス入場料 1,000円 ・昼食代 1,000円 |
備考 |
問い合わせ:「大地の芸術祭の里」 総合案内所 主催:NPO法人越後妻有里山協働機構 共催:浦田地区協議会 |