渋谷ヒカリエ d47食堂、「越後妻有定食」復活

2020/6/2

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大地の芸術祭を長年応援してくれているD&DEPARTMENT 。
ナガオカケンメイ氏により創設され、”ロングライフデザイン”をテーマに様々な活動を行っていますが、47都道府県の個性を47の展示台で見せる日本初のデザイン物産美術館「d47 MUSEUM」の運営などでも知られています。彼らが同会場で運営する「d47食堂」では、「まつだい棚田バンク」の里親でもあり、妻有の食を知り尽くしたスタッフさんが、これまで何度も越後妻有の食材で期間限定メニューを提供してくれました。このたびヒカリエが営業を再開する6月4日、その記念すべき日に「越後妻有定食」も復活いたします。

里親となり、田植えや稲刈りに参加している「まつだい棚田バンク」のある越後妻有エリアは、日本有数の豪雪地帯です。

豊富な雪解け水で育つお米を中心に、春はそこら中で芽吹く山菜、夏はたくましく育った野菜、秋は黄金色に輝く稲穂から米が穫れ、冬は、保存しておいた食材を大事に頂く、季節折々の食文化があります。

多くの人は「大地の芸術祭」の本祭がある夏の越後妻有を体験しますが、その自然、文化、風土、暮らしの循環を感じることかができるのは、四季を感じてこそ。越後妻有の春夏秋冬を、わがままに、ひとつの定食にまとめました。

d47食堂ディレクター 相馬夕輝

越後妻有定食(提供期間:6/4(木)~8/3(月)まで)

※左下から時計回りに

○棚田米
おかずになるほどおいしいごはん。1杯までおかわりできます。

○ふきのとう味噌

秋山郷で採れた天然ふきのとう。ごはんが止まらなくなるおかず味噌に。

○ふきのとう羊羹
ふきのとうと白餡のほろ苦甘い組み合わせは、お茶請けによい。

○味噌豆
大豆をじっくりと揚げて、味噌と砂糖で和える郷土料理。

○つなんポーク豚しゃぶ(やたらのせ)
米で育った甘みある豚肉のしゃぶしゃぶに、きゅうり、茄子、大葉、茗荷、青唐辛子を刻んだ、夏の味をのせて。

○蒸しアスパラガス
津南特産のアスパラガスは、蒸すと水が滴るほどにジューシー。

○煮菜
塩漬けの菜葉と打ち豆を、いりこと酒粕で煮た越冬料理。

○けんちん汁
越後妻有の保存食であるぜんまいと、根菜たっぷりの正月料理。

○雪下人参ジュース
雪の下に人参を貯蔵し、甘みを引き出す越冬の知恵。

d47食堂

住所 東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ8F 【MAP
電話 03-6427-2303 定休水曜
店内利用 12:00-20:00(L.O. 19:30)
テイクアウト 12:00-20:00(L.O. 19:00)※d47食堂では、お客様に安心してお過ごし頂けるよう、以下のような対策を取っております。
○間仕切りのない開放的な空間で換気を徹底
○席間の十分な確保
○入口にアルコール消毒を設置
○スタッフのマスク着用

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まつだい棚田バンク
大地の芸術祭を機に始まった越後妻有の棚田オーナー制度。どなたでも里親(棚田オーナー)となり、田植えや稲刈りなどお米づくりも体験いただけます。秋には収穫したての新米をお届けします。
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記事:相馬夕輝(D&DEPARTMENT)に聞く「おこめ博覧会」の魅力

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Fax 025-761-7911
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