冬でも見れる、特別オープン「最後の教室」と野外作品

2021/1/30

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3月14日まで開催中のシーズンプログラム、「大地の芸術祭の里」越後妻有2021冬。会期限定でオープンする作品、冬でも見れる野外作品をご紹介します。通常、冬には閉館されている「最後の教室」が今年は特別公開中。必見です! 降雪量によっても表情を変える野外作品は、雪国×アートの新たな楽しみ方を味わえます。
※Google Mapで各作品名を入力すると、場所が表示されます
※降雪状況により、作品が鑑賞しにくい場合があります


クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン「最後の教室」

廃校をまるごと作品化した大人気の「最後の教室」が3月14日までの土日に特別オープン。新たな命を与えられた学校中にその心臓音が響き渡り、入口2Fには死後の世界をイメージさせつつもユニークな”愉快な仲間たち”が躍っています。
【日程】1/23(土)~3/14(日)の土日のみ 10:00~16:00


関根哲男「帰ってきた赤ふん少年」

渋海川の川沿い、集落の入り口に人々を迎えるように立つ40人の赤ふん少年。冬になると地元の人たちによって、暖かい洋服が着せられます。色とりどりの服を着た赤ふん少年たちは、この時期ならではの風物詩です。


田中信太郎「〇△□の塔と赤とんぼ」

高さ16mで、青空を背景に羽ばたく赤とんぼの彫刻。木々越しに見える赤とんぼの風情は、里山で暮らす人々と都市に住む人々をつなぐ心の故郷なのかもしれません。雪景色の中にそびえ立つ赤とんぼは、松代城山のランドマークです。


トーマス・エラー「人 自然に再び入る」

夏はツタに覆われていた大きな人型のオブジェが、冬になるとすっかり雪に覆われます。うっかりすると見逃して市もいそうなこちらのアート。隣には蕎麦店があるのでこれを目印に探してみても。


ジャウマ・プレンサ「鳥たちの家」

高さ19 メートルの塔としてつくられた鳥の家。触れてはならない自然のメタファーとして、鳥を介して天と地をつなぐというもの。光を反射して輝く彫刻は、雪とコラボレーションしまた綺麗です。


リチャード・ウィルソン「日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)」

ロンドンにある作家の自宅をもとに、実物大の構造だけ、方位を保ったまま妻有に移動されました。ロンドンと妻有という距離的にも文化的にもかけ離れた土地を空間的に関係させた試みの作品です。


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