2/23(金祝)に開催される1日限りの雪上パフォーマンス、田中泯の「雪の良寛」に、和太鼓集団・鬼太鼓座(おんでこざ)の参加が決定しました。
白一色の世界のなかで、宇宙の涯てまでを知る良寛は、雪の絶対的な抽象性と具体的な辛苦の後にくる子どもと遊べる春を待ち望んでいます。民衆に慕われた良寛の葬儀には、遠近の村々からたくさんの人たちが雪の道を踏み分けて参加したと伝わっています。
田中泯が圧倒的な雪の中で良寛をどう踊るのか楽しみです。
後半には芸術祭に縁の深い和太鼓集団鬼太鼓座も加わり、良寛が民衆とともに踊り好んだ「盆踊り」も再現します。北川フラム (大地の芸術祭総合ディレクター)
1969年結成。2012年国際交流基金主催公演「東日本大震災を乗り越えて・世界ツアー」において、ニューヨーク国連本部総会議場を始め、1ヶ月間で地球一周、東日本大震災支援に対するお礼の旅を実施。2013年アブダビ公演等海外公演に加え、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012、15、18等、音楽だけではなく、現代芸術や自然との共生をテーマに活動。2014年鬼太鼓座45周年企画公演「畦道回帰・物語はいらない~全身を耳とし波動を受け止めよ~」を日本各地で公演。
来年7月に開幕する「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」(会期:2024/7/13~11/10)に先駆けたプログラムとなります。越後妻有の本番は冬。圧倒的な雪景色を舞台としたパフォーマンスをぜひご覧ください。
踊り:田中泯
音楽:石原淋
太鼓:鬼太鼓座
住所 | 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1, 71-2 越後妻有里山現代美術館 MonET |
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TEL | 025-761-7767 |
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