原口典之

日本

1946年神奈川県生まれ。1970年日本大学芸術学部美術学科卒業。1966年より美術家としての活動をはじめ、「もの派」、「ポストもの派」を代表する作家として活躍。1977年 「ドクメンタ6」(カッセル/ドイツ)で発表した、鉄製の浴槽に廃油を流し込んだ《オイルプール》は世界の美術界での衝撃的なデビュー作となる。以降、物質の造形を主題としながら、人間と社会との関係を見つめ、繊細でありながら力強い作品を創っていく。展覧会活動では、著名な国際展や国内外の展覧会で活躍し、近年では2009年「原口典之 – 社会と物質」展(BankARTStudio NYK)では展覧会場で制作した《F-4ファントム》が注目を集める。主な展覧会は1988年 「(C)Overt 」(P.S.1/ニューヨーク)、1997年 「光州ビエンナーレ」(光州/韓国)、2001年 「NORIYUKI HARAGUCHI」(レンバッハハウス市立美術館/ミュンヘン)、2008年 KUNST-STATION SANKT PETER KOELN(ケルン)など。

 

撮影:安斎重男

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