越後妻有2024 大地の芸術祭 冬

開催概要

雪に覆われた越後妻有の魅力満載! 冬のプログラムは見るもの、食べるもの、遊ぶもの、すべてが楽しみの宝庫。7月から開催する「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」の先駆けとなるイベントも開催。

<目次>
1、作品・企画展・イベント
2、共通チケット
3、巡り方(ツアー、モデルコース)
4、ランチ
5、宿泊


1、作品・企画展・イベント


田中泯「雪の良寛」

来夏から開催する「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」(2024/7/13~11/10)に先駆け、この冬、田中泯による雪上パフォーマンス「雪の良寛」を開催します。

越後妻有の本番は冬。越後の精神は、半年間すべてを覆いつくす雪の中の暮らしにこそ表れています。白一色の世界のなかで、子どもと遊び、春を待つ良寛は、越後の冬を体現している宗教者です。トリエンナーレ2024に先駆け、田中泯が圧倒的な雪の中で良寛を踊ります。

【日時】 2024/2/23(金祝) 14:30開演
【会場】 ナカゴグリーンパーク(〒948-0122 新潟県十日町市上野甲2930-3)
【料金/申込】 ご鑑賞には「田中泯『雪の良寛』鑑賞付き2024パスポート(引換券)」が必要


越後妻有里山現代美術館 MonET

Photo Nakamura Osamu

①連続企画展 Vol.4:田中藍衣 「リバース ストリング」

「リバース ストリング」というタイトルは、新潟県出身の詩人である西脇順三郎が随筆で残した蕎麦の描写「荒々しくかためたひも」に由来します。絵具が塗りかためられることで、かたちを持ち、絵画となるとき、逆転して注目されるのは粒子のきらめきです。本展は雪がこんこんと、時に、ごうごうと降り積もる真冬の十日町を舞台に、線から圏までを一度に描いてぐるりと組み換え可能な世界をつくろうと試みる画家の新作で構成します。(Photo: Adachi Ryo)
【ゲストキュレーター】檜山真有(キュレーター/リクルートアートセンター)

・会期: 1/13(土)~3/10(日)火水定休
・時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
・料金: 冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般1,200円、小中600円)
※料金には、越後妻有里山現代美術館 MonET常設展示と企画展示鑑賞料含む

関連イベント「身体を使って雪中絵画をつくろう」
日時:2/24(土)13:00~
場所:越後妻有里山現代美術館 MonET 屋外
参加費:美術館入館料に含む

②企画展:鈴木康広「水平の人|雪を見る」

雪を「待つ」(受け入れる)をコンセプトに、MonETの回廊や池に巨大な人が出現します。自然に降ってくる雪を見上げる体験を通して、雪と向き合い、自然からの贈り物を全身で感じるひとときをお楽しみください。

・会期: 1/20(土)~3/10(日)の土日祝 
・時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
・料金: 冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般1,200円、小中600円)

※料金には、越後妻有里山現代美術館 MonET常設展示と企画展示鑑賞料含む
※池の作品は1/27(土)~の公開です
※天候により作品の一部が非公開となる場合あり

③イベント:冬のあそび場

集落に伝わる昔の遊びを体験しよう。「ハネッケーシ」は越後妻有の小正月行事で、昔の除雪の道具「こすき」で羽根つきをする遊び。

・日時: 1/13(土)~3/10(日)土日(※祝日なし)10:00~15:00
・料金: 冬の共通チケット、または個別鑑賞券で1回参加可

※小雪の影響で、1/13,14,20,21は中止となりました。

関連企画|食のおもてなし
・日時: 2/3(土)、17(土)、24(土)、3/2(土)


まつだい「農舞台」フィールドミュージアム

企画展:「里山雪の遊園地2024」~豪雪の里山で遊んであたたまろう~

雪の里山で、期間限定のアート作品をご覧いただけます。さらにバナナボートやスノーチュービング、薪割り体験、FC 越後妻有との雪上サッカー大会など、週替わりでさまざまな雪上アクティビティを楽しむことができます。

・会期: 1/13~3/10の土日祝
・時間:
 10:00~16:00
・料金: 冬の共通チケット、農舞台企画展チケット(一般800円、小中400円)のいずれか
・参加作家: 四方謙一、ドットアーキテクツ

※料金には、農舞台、郷土資料館、企画展の各鑑賞料含む(「手をたずさえる塔」は要予約で2/24~3/10限定公開)
※農舞台・資料館内のみの入館料は一般600円、小中300円
※飲食代は別途
※同日の再入場可

四方謙一「この地に生える」
大地から生えてくるように、二股に裂かれた鏡面板の作品が、雪や空を映し、風に揺られ風景をつくっていきます。

ドットアーキテクツ「フィールドミュージアムのためのfurniture『sledding bench』」

雪上アクティビティ/ミニイベント
バナナボートやスノーチュービング、薪割り体験、FC 越後妻有との雪上サッカー大会、かんじき体験など、週替わりでさまざまな雪上アクティビティやミニイベントを実施します。(photo Nakamura Osamu)

【雪上アクティビティ】
・スノーチュービング
・手押しそり
・雪板
・焚火
・おもち・マシュマロ焼き(別料金)
・焚火コーヒー(別料金)

【ミニイベント】(各日程や内容は詳細ページ準備中)
・餅つき大会
・雪中収穫祭
・薪割り体験
・バナナボート
・雪板教室
・雪上サッカー
・雪迷路作り(かんじき体験)
・雪迷路
・雪の中の「手をたずさえる塔」へのかんじきツアー
※バナナボ-ト、雪迷路作りは小学生以上


FC越後妻有 体操教室

農業女子サッカー実業団「FC越後妻有」が、身体が本来持っている運動機能の再生につながるストレッチを行います。「株式会社R-body project」のメソッドを学んだFC越後妻有の選手と一緒に楽しく身体を動かしましょう。

【会場・日時】
①まつだい郷土資料館:  1/14(日)、1/28(日)、2/11(日)、2/25(日)、3/10(日)10:00〜11:00
②明石の湯(多目的室):1/21(日)、2/4(日)、2/18(日)、3/3(日)13:00~14:00
③奴奈川キャンパス: 1/22(月)
、2/5(月)、2/19(月)、3/4(月)9:00~10:00

【料金】500円/回(税込)
※冬の共通チケット提示で1回のみ100円割引
※未就学児無料


最後の教室

クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン「最後の教室」photo T.Kuratani

・公開日:土日祝のみ開館
・時間 :10:00~16:00
・料金 :冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般800円、小中400円)


雪の中で見られる野外作品群

関根哲男「帰ってきた赤ふん少年」Photo Nakamura Osamu

雪の中でも複数の野外作品をご覧いただけます。来場日にあわせて公開作品の検索も可能ですのでご活用ください。

【検索結果の見方】
・芸術祭全体で「火水定休」としているため、冬に観られる野外作品も「火水定休」と表示されますが、囲ったり外したりする訳ではございませんのでご覧いただけます。
・各画像の左上に表示される「公開中」「公開休止中」「公開終了」は、検索操作日の公開状況となり、ご来場日での検索結果として表示される作品=ご来場日に公開予定の作品となります。


越後松之山「森の学校」キョロロ

【企画展】
①「学芸員・研究員が紹介したくてしかたがないスノウリッチ*とおかまち」
②「美人林ものがたり」
3/10まで2つの企画展を開催中。さらに冬だけの人気体験「スノーシュー」もご用意しています。

公開日:通年(常設展+企画展)
休館日:火水(祝日の場合は翌平日)※12月中は火曜定休
時間 :9:00~16:00(最終入館15:30)
料金 :冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般500円、中学生以下無料)

光の館

ジェームズ・タレル「光の館」photo Nakamura Osamu

休館日:火水、3月は水のみ ※臨時休館日あり
時間 :11:30~15:00(最終入館14:30)
料金 :冬の共通チケット、または個別鑑賞券(中学生以上600円、小学生300円)

Tunnel of Light(清津峡渓谷トンネル)

マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」(清津峡渓谷トンネル)
Photo Nakamura Osamu

休坑日:無休(降雪状況により臨時休坑/エントランス施設は冬季休館)
時間 :2/28まで9:00~16:00(最終入坑15:30)、3/1から8:30~17:00(最終入坑16:30)
料金 :一般1,000円、小中400円(冬の共通チケットでは割引特典のみ、入場不可)
特典 :冬の共通チケット提示で入坑料一般500円引き、小中50円引き


2、「越後妻有2024 大地の芸術祭 冬」共通チケット


料金     :一般2,000円、小中800円(税込)
販売・有効期間:2024/1/13(土)~3/10(日)
販売場所   :MonET、農舞台、まつだい郷土資料館、最後の教室、キョロロ、光の館、清津峡渓谷トンネル、十日町総合観光案内所、松代・松之山温泉観光案内所、津南観光協会

【入場可能な施設】
・越後妻有里山現代美術館MonET
・まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
・最後の教室
・越後松之山「森の学校」キョロロ
・光の館

【割引特典のある施設】※冬の共通チケットでは入館できません。
・清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light):入坑料一般500円引き、小中50円引き


3、巡り方(ツアー、モデルコース)


冬を楽しむ!  越後妻有の 小正月ツアー(1泊2日)
松之山・三省地区で五穀豊穣を祝う小正月行事「鳥追い」と「どんど焼き」を1泊2日で体験。廃校を改修した大地の芸術祭の宿泊施設「三省ハウス」に滞在し、地域の方と交流しながら雪国の暮らしを満喫。地域の越冬料理を味わえるほか、スノーシューや餅つき、チンコロづくりなどのレクリエーションも盛りだくさん。(photo Nakamura Osamu)

日程      :1/13(土)~14(日)
・旅行代金(税込): 一般(小学生以上)27,000円、幼児(3~5歳)10,000円(バス代、食事代、宿泊代、プログラム参加費、作品鑑賞料、保険料含む)

里山ビュッフェ&越後妻有の冬ツアー
越後湯沢駅発着、越後妻有の雪景色とアートが楽しめる日帰りツアー。昼食は冬の食材を使用した里山ビュッフェです。(Photo Yanagi Ayumi)

・日程      :1/20(土)~2/25(日)の毎週土日
旅行代金(税込):一般13,500円、小中10,000円、幼児(3~5歳) 3,000円、3歳未満 0円(食事・バス座席が必要な場合は幼児料金)
・立ち寄り作品  :Tunnel of light(清津峡渓谷トンネル)、最後の教室、農舞台、MonET
※大雪により清津峡渓谷トンネルが休抗の場合は他作品に変更


4、ランチ


越後まつだい里山食堂
毎年恒例、チーズフォンデュが里山ビュッフェのメニューに登場! 濃厚チーズソースを冬の旬野菜とからめてお召し上がりください。さらに季節のスイーツも充実のラインナップ。ランチのあとは、温かい珈琲や紅茶とあわせてお楽しみください。(Photo Yanagi Ayumi)

・営業    :10:00~17:00(ランチ11:00~14:00L.O.) 火水定休
・料金(税込):[平日]里山ごはん1,500円、里山カレー1,500円
[土日祝]里山ビュッフェ 大人2,000円 小学生1,000円 幼児500円


5、宿泊


かたくりの宿 豪雪の秘境秋山郷 真冬の限定開館
かつて国から義務教育を免除されるほどの豪雪地、秘境・秋山郷。そんな秋山郷の冬を体験する3週末限定の宿泊プランをご用意しました。翌日は映画『ゆれる』の舞台としても知られた見倉橋を地元ガイドがご案内。豪雪の秘境を体験する特別なひとときをお楽しみください。

【営業日】2/22(木)、23(金)24(土)、3/1(金)、2(土)、8(金)、9(土)

開催概要

日時 2024/1/13(土)-3/10(日)
※企画展やイベント内容により異なります
場所
  • 越後妻有里山現代美術館MonET
  • まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
  • 最後の教室
  • 光の館
  • 越後松之山「森の学校」キョロロ
  • 清津峡渓谷トンネル
  • 野外作品
料金 【冬の共通チケット】(有効期間:2024/1/13-3/10)
一般2,000円、小中800円
※各施設の個別鑑賞券もあり
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