この度、越後妻有里山現代美術館 MonETでは2026年夏・秋の企画展示として「MonETの水辺縁日―おむすびから巨大迷路まで」を開催いたします。「縁」とはめぐりあわせ/結びつき/運命など、他の言語では複数の単語で表す言葉を一文字で表せるユニークな日本語です。また「縁日」は夏の風物詩であり、神社、仏閣などで、金魚すくい、的当てなどの露店、飲食の屋台などが展開される古くからのお祭りです。人々は楽しみ、遊び、散策しといった、日常から少し離れた束の間の夢を体験することができます。本展では、縁日をテーマに大小さまざまな遊びにフォーカスし、一人でも、みんなでも楽しめる作品群を展開いたします。
『梁塵秘抄』には、「遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ」という歌があります。人間が生まれてきた理由の一つは遊ぶためではないでしょうか。そう思えば日常の厳しさ、不条理さも少しは和らぐかもしれません。美術の歴史においては、シュルレアリスムやダダイズムはもとより、「遊び」をテーマにした作品が重要なテーマの一つとなっています。現代では体験型アートに発展し、当美術館でもこれまでに水遊び、雪遊びをテーマにした多くの企画展を開催してきました。夜間には、作品群をライトアップいたします。昼と夜の異なるモードともに、ぜひ身体全体で“遊び”の時間をご体感ください。
【日時】2026/7/18(土)~11/8(日)10:00-17:00(16:30最終入場)
【料金】回廊は無料
【ライトアップ】日没~21:00まで
【ディレクション】原倫太郎+原游
【参加作家】佐藤悠、柴田まお、原倫太郎+原游、松原慈+有山宙 / ASSISTANT、kajii
【照明監修】Senju Motomachi Souko
開催初日、ツアー形式でキュレーターによるオープニングギャラリートークを行います。
【日時】7/18(土)13:00~
【会場】越後妻有里山現代美術館 MonET 回廊
【料金】無料
Kajiiの楽器制作ワークショップ&パフォーマンスに始まり、遊べる作品と美術館内を夜まで特別公開。さらに夕方からは屋台が出て、にぎやかに回廊を彩ります。一日限りのスペシャルな夜の縁日です。
【日時】9/5(土)
【会場】越後妻有里山現代美術館 MonET 回廊◆スケジュール
14:00~ kajii楽器制作ワークショップ
15:00~ kajiiの日用品楽器コンサート「食器は歌う」
16:00~ 21:00 屋台オープン
~21:00 ナイトミュージアム
【日時】9/23(水祝)11:00~
【会場】越後妻有里山現代美術館 MonET
※詳細は決まり次第ご案内します
回廊コミュニティースペースでは、屋台風のメニューを提供します。
【営業日】会期中の土日祝 11:00~16:00
インスタレーション作家の原倫太郎と画家の原游によるアーティスト・ユニット。子どもから大人まで遊べるプレイグラウンドをテーマにした体験型作品を展開している。2024年「大地の芸術祭」において企画展「モネ船長と87日間の四角い冒険」をディレクション、また池の上に《阿弥陀渡り》を展開。2022年以降「上郷クローブ座レストラン」の演出・脚本を担当。近年の展覧会に、2025年「瀬戸内国際芸術祭」(女木島/香川)、個展「バベルが見る夢」(太田市美術館・図書館/群馬)、2026年「まるごとTAD美術館+原倫太郎+原游《アートリバー双六》」(富山県美術館/富山)などがある。
自分がコマになって巨大な盤面を進む「越後妻有立体双六」と、最大10人でラリーをリレーする不思議な卓球台「スネークピンポン」 が登場。全身を使って、みんなで楽しむ、プレイグラウンド型アート作品です。
《越後妻有立体双六》Photo by Nakamura Osamu
滞在制作、パフォーマンス、レクチャー、ワークショップなど、場や機会に応じて多様な形で表現活動を行う。コンセプトは「Already being creative(人はすでに創造的である)」。人がもともと持つ創造性が立ち上がるきっかけや場をつくることを軸に活動している。近年は鑑賞体験プログラムの開発にも力を入れ、美術館、企業、教育機関などで実践を展開。作品と人、人と人の関係がひらかれる鑑賞体験のデザインを探究している。
おむすびや稲作をモチーフにした遊びを通して、越後妻有とのご縁を結ぶ縁日。稲苗に見立てた「ドミノたうえ」や白熱必至の「妻有おむすびコロコロ大レース」など、みんなで楽しめる遊びが盛りだくさん。ユニークな屋台「コンバインカート」では、地域の親子が店主となり、駄菓子を販売。
《大割野おみくじ堂》Photo by Nakamura Osamu
1998年横浜生まれ。2022年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。2024年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。現代で多様化する人と人の繋がりから生まれる「コミュニケーションの在り方」をテーマに、彫刻やインスタレーションを発表する。 昨今の制作では、彫刻というフィジカルな表現を軸に、現代の情報化社会の象徴であるデジタルな表現を掛け合わせることで、現実(リアル)と虚像(フェイク)の境目を曖昧にしていく表現を行い、改めて、我々の生きる『今』をどう表現できるかを試みている。主な展示に、2019-2025「極寒芸術祭Teshikaga」/ 北海道・弟子屈町、2025「FUJI TEXTILE WEEK 2025 」/山梨・富士吉田、2025「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2025」/京都、2024「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD 第4期」/東京、2023「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond」/ 兵庫、2023「多層世界とリアリティのよりどころ」/東京・NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] など
「Blue Lotus」は、光と水、物質と映像が交差する場において、“見ること”と“存在すること”の関係を再考する試みである。蓮が泥から光へと伸びていくように、現実と虚像、身体とデータ、記憶と現在のあいだに生まれる「現代のかたち」を静かに描き出している。今回は、約20の作品を池の中に展示する。
《Blue Lotus》FUJI TEXTILE WEEK 2025
松原慈と有山宙による建築家ユニット。建築、美術、デザインが交わる点に活動の多くがみられる。空間を体験や記憶の総体と捉え、フィジカルな体験に詩的な表現をかけ合わせ、建築の可能性を切り拓く。
本作品は、身体のスケールによって可視性・移動・アクセスが変化し、単一の物理的グリッド内において複数の非整合的な空間経験を同時に生成する、モジュール式の空間システムである。本構造において空間は、固定されたナビゲーション対象としてではなく、体験者の視点の高さによって生成される環境として構成される。空間的連続性は普遍的ではなく、垂直方向に分節化され、同一構造内に異なる知覚領域が並存する。
Un/Maze(Study Model No.004)2026
クマーマと創(そう)のユニット。「音楽と楽器をもっと身近に」という願いから、 200種類以上の日用品楽器を創り出し音楽を奏でる。茶碗、どんぶり、湯呑みなどを並べたオリジナル楽器「食琴(しょっきん)」をメインに、 タライ、空き缶、ペットボトル、お菓子の空き箱などから飛び出す音楽が絶賛され、 名古屋を拠点に全国各地で1000以上のステージに出演。「おうちでできる! kajiiのふしぎな手づくり楽器」をヤマハより出版。ちなみにメンバーの二人とも、パパである。
身の回りのものから生まれる不思議な音を楽器に。ボルトのウィンドチャイムや「食琴」など、これまでに制作された数多くのオリジナル楽器の中から、選りすぐりの作品を展示します。ぜひ触って音を確かめてください。
| 日時 |
2026/7/18(土)~11/8(日)祝日を除く火水定休 10:00-17:00(最終入館16:30)※ライトアップは日没~21:00まで |
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| 場所 |
越後妻有里山現代美術館 MonET 回廊 |
| 料金 |
回廊の作品は無料でご鑑賞いただけます。
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